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☆楽しいレムリアン・フルータリアン・ライフ☆動物、植物、精霊、宇宙と調和して、毎日ハッピーに♪ 動物、環境に優しい生き方してると妖精とも仲良くなれるよ♡

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ローフード、ヴィーガンで健康になろう!


一見、栄養失調になりそうなフルータリアンですが、ローフードを始めたばかりの頃、「一番効率良く、完璧に栄養摂取してるのはフルータリアンかもしれない」と感じました。詳しくはフルータリアンと栄養を御覧ください(*^^*)


健康の為には、取り敢えず【卵、乳製品を含む動物性食品、添加物、4白害食品(白米、精製小麦粉、白砂糖、精製塩)、加工食品】などを避けて、生野菜や生のフルーツをたっぷり摂取の「ゆるロー・ヴィーガン」になっていればOKだと思います。



ローフードでは「70%以上を生で」と言われていますが、30%でも、50%でも、摂らないよりはずっといいので。もちろん、ロー率が上がるほど、より健康になれます。自分のペース、自分の目標に合わせてロー率を上げていってください。

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【重要】フルーツは必ず胃が空っぽの時に、単独で食べてください。消化の悪い食べ物と一緒だと、胃の中で発酵しちゃいますよぉ。

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心臓病入門

 私の研究の目標は、患者一人一人のコレステロール値を150mg/dl以下に下げる為に、栄養摂取プログラムとコレステロール低下薬を組み合わせ、コレステロール値の低下が彼等の冠動脈疾患にどのような影響を与えるかを調べることでした。
 私は多くの理由から、150mg/dl以下という特定の目標閾値を選びました。その第一の理由は、世界でも心疾患が殆ど存在していない地域の明白な例があり、これらの地域ではコレステロール値は一貫して150mg/dl以下だからです。
 二番目に、コーネル大学、オックスフォード大学、中国予防医学研究所が関与した20年に及ぶプロジェクト(「The China Project」)で、冠動脈疾患はまず見られない中国農村部の人々のコレステロール値が、90~150mg/dl)の間であることを発見していたからです。
 このプロジェクトはこれまで行われた最も総括的な栄養研究の一つで、その指導者は生化学と栄養学の専門家のコーネル大学名誉教授コリン・キャンベル博士でした。
 キャンベル博士と共にこのプロジェクトに従事していたオックスフォード大学の疫学者リチャード・ピート―卿は、これら中国農村部の人々のコレステロール値に近い英国人の場合と比較した時、「コレステロール値に関していえば、正常な英国人などはいない」とコメントせさるを得なかった、と言っています。
 もちろんアメリカ国内にも、医師や科学者達によって行われた多くの研究があります。それらは海外からの研究の証拠の正当化を強調しています。
 中でも最も重要なのが、50年に渡るプロジェクトのフラミンガム心臓研究でしょう。
 これは国立心肺血液研究所、ボストン大学、及びその他の大学の協力者らによって行なわれた、マサチューセッツ州フラミンガムの住民達数世代に渡る医療データを集めて分析したものです。
 この研究の指導者ウィリアム・カステリ博士は、これらの研究期間を通してコレステロール値を150mg/dl以下に保っていた人は、誰一人として心臓発作を起こしていなかったと明言しています。
 では何故、コレステロール値がそんなに重要なのでしょうか。基本点な点をいくつか見ていくことにしましょう。
 コレステロールは白いロウ質の物質で、植物の中には含まれていません。体の全ての細胞を覆っている細胞膜に不可欠な成分で、性ホルモンの基本原料でもあります。
 私達の体はコレステロールを必要としている為、体内で製造しています。従って、私達はコレステロールを摂取する必要はありません。
 ところが私達は、牛や豚、鶏などの肉、魚、それに乳製品や卵、その他の動物性食品からコレステロールを摂取しています。この為私達は、過剰にコレステロールを取り込んでしまうのです。
 その上脂肪を摂取することは、体自体に過剰な量のコレステロールを製造させることになります。
これが、たとえ肉類を控えても、油やバター、チーズ、牛乳、アイスクリーム、フレーズドドーナツ、ペストリーなどを食べると冠動脈疾患を引き起こすのです。
 医学ではコレステロールを2つのタイプに細分しています。高比重リポタンパク、すなわちHDLは、「善玉」コレステロールとして知られています。
 専門家でもその仕組みは正確にはわかっていないのですが、HDLは、過剰なコレステロールを集め、動脈から運び出し、肝臓に運び、肝臓がこれを分解処理することによって、心臓発作を防御しているようです。
 総血中コレステロールが増加するにつれ、心臓病を防ぐ為に、人体にはますます多くのHDLコレステロールが必要になります。
 一方、低比重リポタンパク、すなわちLDLは「悪玉」コレステロールです。これが血流中にあまりにも多いと、動脈癖に沿って堆積していき、血管を狭め、最終的には血管を完全に詰まらせてしまうプラークの形成を促すことになります。

 冠動脈は心筋に酸素や栄養を供給している血管です。これらの血管は比較的細いのですが、極めて重要です。何故ならこれらの動脈が、信じがたいほど効率の良いポンプである心臓に栄養を供給してやらないと、心臓は傷つき、衰え始め、死んでしまうからです。

 血管やリンパ管、そして心臓の最内部の内膜は内皮と呼ばれます。単純な細胞膜よりずっと多い内皮は、実は体内最大の内分泌器官なのです。もし体の内皮の細胞を全て1個ずつ平らに広げると、テニスコート2面分に匹敵するのです。
 健康な動脈は強く、弾力性に富み、その内膜は滑らかで、遮るものがなく、血液が自由に流れることが出来ます。ところが血液中の脂肪レベルが高くなると、全てが変わり始めます。
 徐々に内皮細胞、白血球、そして凝固を引き起こす血液細胞である血小板が粘っこくなります。
 やがて白血球が内皮細胞に付着し、ついにはその中へ侵入します。内皮細胞の中で白血球は、高脂肪の食事によって酸化され増加中の多数のLDLコレステロール分子を取り込み、処理しようと試みます。この白血球細胞は、他の白血球細胞に援助を求めます。
 多くの白血球がまずますその現場に集中し、白血球は取り込んだ悪玉コレステロールで満杯になり、ついには脂肪質の膿の気泡を形成します。これがアテローム性動脈硬化の主な特徴である、「アテローム」(粥腫、粉瘤)、もしくは「プラーク」と呼ばれるものです。
 古いプラークは瘢痕組織やカルシウムを含んでいます。これらは大きくなるにつれ、動脈を狭め、時には古い動脈を塞いでしまうこともあります。

4正常な動脈と閉塞した動脈_convert_20170928172502


 著しく狭められた動脈は、心筋に血液を供給出来ません。その為胸の痛み、すなわち「狭心症」を引き起こすことになります。
 場合によっては冠動脈が、狭くなった血管の周りを周回する「側枝」と呼ばれる別の分枝を伸ばし、自らのバイパスの役割を果たすこともあります。
 ところが、あなたを心臓発作の危険に晒すのは、この古く大きなプラークではないのです。殆どの心臓発作は、まだ新しくて小さな脂肪質のプラークが、その外膜、つまり「キャップ」を破り、冠動脈の中に出血する時に生じます。これは、最新の科学的な研究が証明しています。
 プラークが形成される時、およそクモの糸ほどの厚さの一層の内皮によって覆われた、繊維性キャップがその天辺に発現します。
 プラークはこうしてしばらくの間保護され、動脈の持ち主が気付かないうちに害を与えながら、そこで静かにしています。とはいえ、症状は進行します。
 コレステロールの処理作業をする為に駆けつけ、既に酸化されたLDLコレステロールで満杯になってしまった白血球細胞は、「泡沫細胞」と呼ばれ、プラークのキャップを徐々に破壊していく化学物質を作り始めます。
 その為、そのキャップはクモの糸より更に薄くなり、最終的には、弱くなったキャップにかかる血流刺激で、このキャップが破れてしまうこともあります。
 これは破滅的です。プラークの内容物、すなわち膿が血管の中に流れ出し、これが血栓を形成してしまうからです。体の自然治癒力はこの破れを修復しようとする為、血小板(血液凝固の重要な要素)の働きを活発にさせます。血小板は破れを固めることによって、血流中へ流れ出していく膿などを止めようと懸命に試みます。このようにして致命的なカスケード現象が始まるのです。
 凝結塊は自己増殖していく為、数分のうちに、動脈を詰まらせてしまう可能性もあります。
 動脈が塞がれ血液が流れなくなると、血液によって栄養が与えられている心筋は死にます。これが心筋梗塞、すなわち心臓発作です。
 この発作を乗り切ることが出来たとしても、心筋の死んだ部分は傷跡になります。度重なる心臓発作や広範に及ぶ瘢痕は心臓を弱め、時には動かなくしてしまうこともあります。この状況は「うっ血性心不全」として知られています。
 もし心臓発作が大規模だった場合、それが律動的な収縮に異常をもたらしたり、或いはうっ血性心不全が長引いたりすると、生命の危険に晒されます。
 これと同じようなプラーク形成のプロセスが冠動脈以外の血管で生じた場合でも、同様に危険です。
 その動脈が栄養を供給している組織がどこであれーそれが脚筋であっても、脳であってもー十分な血液を受け取れなくなるでしょう。
 その上、プラークの一片、すなわち塊が遊離して血流中を運ばれ、最終的にはその発生源よりずっと離れた所の血管を塞いでしまう可能性もあります。

 従来の心臓病学は、主として手術などによってこの病気と取り組んできました。たとえば血管形成術では、医師はカテーテルを脚または腕の動脈に入れ、これをX線画像を使いながら目標とする閉塞した冠動脈の中へと導くのです。
 まず、しぼんだバルーンが先端についた小さなカテーテルが挿入されます。これが閉塞した部分に達したところで、バルーンが膨らまされますーこれは通常数回行われます。プラークと動脈壁を壊し、血管を広げ、デリケートな内幕を剥しながら、プラークを動脈壁に押し付ける為です。
 最近ではステントを使用することがより一般的になってきています。ステントとは血管形成術時に挿入される金網状のチューブのことです。バルーンが膨らまされると、ステントが広がり、バルーンとカテーテルが回収されたあとも、動脈を広げて保ちながら所定の位置に固定されます。

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 バイパス手術とはまさに、その名が示唆する通りのものです。冠動脈の閉塞部分を迂回する為に、体の他の部分から取ってきた短い血管を用います。交通事故や道路工事の現場を迂回して他の道を通るのと同じです。
 しかし、これらの治療法は、冠動脈疾患の症状を緩和させることを目的としたものであり、病気そのものを治すものではありません。その為、これらの手術の結果は徐々に悪くなっていくのです。
 血管形成術で広げられた動脈は、再び閉塞しがちなので、患者は2度目の、或いは3度目のバイパス手術を受けることになります。瘢痕組織が動脈を再び塞いでしまう為に、ステントも再度広げねばならなくなる可能性があるのです。
 新しく開発された薬剤溶出ステント(ステント挿入によって生じる損傷に対する自然治癒反応を低下させる為の薬剤がコーティングされている)も、傷つけられた内皮に血栓ができる為、数年後には突然詰まってしまう可能性があります。
 ステントにコーティングされている炎症を防ぐ薬剤は、内皮の治癒力をも妨げるのです。

 もっと良い治療法があります。私達はこの病気の原因に迫ればよいのです。このような破壊的な結果になるまで堆積してしまう脂肪性の物質を断ち切ればよいのです。つまりこういうことです。

 総コレステロール値を150mg/dl以下に、そしてLDL値を80mg/dl以下に減らす為に、プラントベースの栄養摂取プログラムに従えば、脂肪やコレステロールを冠動脈の中に堆積させることはない。ただそれだけのことなのです。
 患者によっては、コレステロール値を安全な値まで下げる為に、コレステロール低下薬が必要な場合もありますが、しかし、薬だけが解決策ではありません。
 長期的に見て、正しい栄養摂取はみなさんの命を救う重要な鍵です。正しく食べることはコレステロール値を下げるのに役立つばかりか、これまで決して想像だにしなかったような、更なる驚異的な効果をもたらしてくれるのです!

心臓病は食生活で治す」より p49~56

心臓発作のしくみ(簡易版)

食事脂肪とコレステロールが冠動脈に壊滅的なダメージを与えていく過程と、その微妙な状況がわかるようになるまでは何年もかかることでしょう。しかし、大まかなアウトラインについては、すでによくわかっています。
 簡単に言うと、石の壁を作るには石が必要なのと同じように、あなたの動脈をアテローム性動脈硬化で狭め詰まらせるには、血液中に脂肪やコレステロールが必要だということです。

 血液中を運ばれるコレステロールの量が危険水準に達すると、脂肪やコレステロールは血管の内膜に堆積します。
これらの堆積物は「プラーク」と呼ばれます。
 古いプラークは瘢痕組織やカルシウムを含んでいる可能性があり、着実に大きくなっていき、動脈を大幅に狭め、時には塞いでしまいます。かんり狭くなった動脈は心筋に適切な血液を供給することが出来ません。血液が与えられなくなった心臓は、胸の痛み、すなわち狭心症を引き起こします。

2冠動脈狭窄のプロセス_convert_20170928172422


 大抵の人は、血管が古いプラークによってとうとう塞がれ、完全にブロックされてしまうと、心臓発作、或いは心筋梗塞を引き起こす、と考えています。しかし、それは誤りです。
 実のところこのプロセスは、心臓発作による死亡のわずか12%を占めるに過ぎません。ごく最近の研究では、ほとんどの心臓発作はもっと新しい脂肪性のプラークによって引き起こされていることを示しています。脂肪性のプラークは小さすぎるので、血管形成術のような機械的な治療を必要とする症状を引き起こすことはありません。
 心臓が発作を起こす時、血管の中では次のようなことが起こっています。まず、新しいプラークを覆っている上皮が破れ、内側の脂肪性の堆積物が血液の中に流れ出てしまいます。体は損傷を修復する為に、凝固作用のある部隊を現場に急行させ、これに対応します。
 ところが傷口がうまく固まった時、動脈全体が凝固し、閉じてしまう可能性があるのです。そうなると、心筋への血液供給が完全に妨げられてしまいます。

血管閉塞のプロセス_convert_20170928173242


 このような発作が起きると、心筋の死んだ部分は傷跡になります。何度も心臓発作を起こし、傷が広範囲に渡ると、心臓を弱めてしまい、時には機能不全になることもあります。これが心不全と呼ばれる症状です。
 心臓発作の程度がひどい、リズミカルな収縮を乱す、或いは心不全が長引くと、その患者は死に至るでしょう。
 私の研究は、この全過程が予防可能であることを証明しています。更に、正しい栄養摂取をすることによって、心臓発作や心不全は撲滅することが出来ることも証明しています。

心臓病は食生活で治す」より p28~30

手術よりコレステロール値低下で全身治療を

 ピッツバーグ大学のルイス・カラー博士が、国立心肺血液研究所の10年に渡るプロジェクト「心血管研究」の結果を最近公表しました。
 その結果は衝撃的です。
 「欧米風のライフスタイルにさらされている65歳以上のすべての男性は、心疾患にかかっているから、彼等は心臓病患者として治療されるべきである」というのです。
 インターベンション治療を行う心臓医達は、その論理的証拠に疑問を投げかけ始めています。
 1999年、カリフォルニア大学の心臓医デイヴィッド・ウォーターズは、血管形成術による治療と、血中コレステロール値を積極的に低下させる薬を使用した場合との結果を比較する研究を行いました。
 そこでわかったことは、血管形成術を受け、手術後標準的な介護を受けた患者達よりも、
コレステロール値を下げる為の薬の投与を受けた患者達のほうが、のちに胸の痛みの為に入院した人が少なく、また、心臓発作も少なかったのです。

 この研究の大きな教訓は、「コレステロール値を積極的に低下させて心臓病を全身的に治療するほうが、血管の一部を治療するよりも明らかに優れている」ということです。

 この研究は心臓医達の間にかなりの混乱を引き起こしました。心臓病学にはそんなことは聞きたくないという因習があるのです。
 その理由はなぜかというと、お金です!何年もの間、私はこの結論には抵抗を感じてきましたが、その動かぬ証拠があるのです。
 インターベンション治療を行う心臓医達は、毎年何十万ドル(何千万円)も稼いでいます。特に多忙なインターベンション治療だと、年間何百万ドル(何億円)も稼いでいるのです。更に、こうした心臓病治療は、病院に巨額の収益を生み出します。

「心臓病は食生活で治す」より

冠動脈疾患の回復


冠動脈疾患の回復_convert_20170928172112


これは私がこれまでに見た中で最も完全な冠動脈疾患の解消であり、体が自然に治ることを可能にするプラントベースによる栄養摂取のパワーをはっきりと証明しています。
過去20年余りに渡って私の患者達に役立ってきた食習慣の転換は、誰にでも役立ちます。
プラントベースの食習慣に変えるだけで、心臓発作を未然に防ぐことが出来るのです。しかもこれは冠動脈疾患だけに留まらず、他の疾患にもかなりのメリットがあることを示す沢山の証拠があります。
 心臓を救う為の食習慣は、栄養過剰がもたらすその他の病気からも体を守れるのです。たとえば、脳卒中や高血圧、肥満、骨粗鬆症、成人型糖尿病、老人性精神的欠陥も予防します。
 その他、食事要因と関連しているインポテンツ、乳ガン、前立腺ガン、結腸ガン、直腸ガン、卵巣ガンなど多数の病気も予防できます。
 その上、副次的な利点も期待出来ます。すなわち、カロリー計算や、体重を心配する必要が一生ないのです。

食習慣は健康を維持するうえで重要な役割を果たしており、私がすすめている栄養摂取法に変えると、病気の発症と進行を食い止めるのに大いに効果があることに気づく医師達が、近年ますます増えてきています。
 とはいえ今日の医療では多くの理由から、第一次予防と第二次予防が殆ど重視されていません。

 殆どの医師達は、栄養学に高い関心を持っていません。栄養学は医学教育の重要な柱ではないのです。医学生達は一連の様々な薬や治療法については学びますが、病気の予防に関して教育を受けることは殆どありません。
 実際のところ医師達は、真にヘルシーなライフスタイルの恩恵について患者達を教育したところで、何の報いもありません。

※第一次予防 疾病の発生を未然に防ぐ行為。
食習慣と健康・病気に関する教育と指導。

第二次予防 すでに慢性病のリスクファクター(危険因子)を形成しているものの、無症状なもの(高血圧、高脂血症、血糖値の以上など)を発見し、食習慣の転換で改善させること。

「心臓病は食生活で治す」より p15~18

オリーブオイルも良くない?




★No Oil!
★Why I’ve Finally Stopped Eating Oil

なぜ「心臓に優しい」油もダメなのか

1990年代、「地中海ダイエットの驚異」という見出しでニュースがいっぱいになりました。それは主にグルノーブルのジョセフ・フーリエ大学のミッシェル・デュロルジュリルをリーダーとするフランスの科学者のグループによる研究に基づくもので、平均的なアメリカ人の食事よりもはるかにヘルシーであるとして、広くもてはやされました。
 この研究は「リヨンダイエット心臓研究」として知られ、ここから多数の雑誌や新聞記事や、地中海風料理の本が生まれています。
 この研究では、最初の心臓発作を乗り越えた605人の被験者を集め、2つのグループに分けました。コレステロール値や血中脂肪値、血圧、喫煙習慣を含む冠動脈疾患のリスクファクターに関しては、これら2つのグループの状況は非常によく似ています。
 被験者達のおよそ半分(302人)は、米国心臓病協会が定義づけている、次のような地中海スタイルの食事をしました。
 ・果物、野菜、パン及び他の穀物、イモ類、豆類、ナッツ類、シード類
 ・一価不飽和脂肪酸を豊富に含有するオリーブオイル
 ・適量の乳製品・魚・鶏肉、及び少量の赤身肉
 ・1週間に4個までの卵
 ・適量のワイン

 このグループの被験者らは、1日のカロリー量の平均30%を脂肪(このうち8%は飽和脂肪、13%は一価不飽和脂肪、5%は多価不飽和脂肪)から、そして、1日203mgのコレステロールを摂取しました。
 対照群となった残りの被験者303人は、担当医から「分別のある食べ方をするように」という指導以外には、特別なアドバイスはありませんでした。
 彼等は、米国心臓病協会が「米国内で典型的に食べられているものに相当する」と称する食事をしたのです。
 その内容は、カロリーの34%が脂肪(このうち12%が飽和脂肪、11%が一価不飽和脂肪、6%が多価不飽和脂肪)からで、1日およそ312mgのコレステロールを含むものでした。
 1年あまりのち、地中海スタイルの食事をした人々の健康状態は、対照群よりずっと素晴らしいことに研究者らは気づきました。さらにほぼ4年後には、その差はさらにはっきりしてきました。
 地中海スタイルの食事をしたグループでは、入院が要求されるものの大したことはない病気から、狭心症や脳卒中、心不全、心臓発作、そして死亡といった重大な緊急事態まで、心臓の病気が発生する可能性が50~70%低かったのです。
 印象的な結果でした。この研究者らは大いに注目を浴び、地中海ダイエットが多くの支持者を引きつけたのも当然のことでした。
 この為、私の栄養摂取プランでは、オリーブオイルやキャノーラオイルのような一価不飽和脂肪酸を使わないことに、私の患者達の多くが最初は戸惑ったのも当然のことでした。
 この「リヨンダイエット心臓研究」が知られるようになってから、メディアはこれらの油を「心臓に良い」と言うようになったのです。
 これは見当違いも甚だしい。これらの油は心臓に良いわけはありません。オリーブオイルの14~17%は動脈を詰まらせるタイプの飽和脂肪酸です。これは心臓病が進行する点では、ローストビーフに含まれる飽和脂肪酸と全く同様に悪いタイプの脂肪なのです。
 このような油を許している地中海スタイルのダイエットは、飽和脂肪が更に多い食習慣と比べると、冠動脈疾患の進行のスピードを遅らせることは出来るかもしれませんが、この病気の進行を止め、症状を回復に向かわせることはないのです。
 ハーバード大学公衆衛生学部教授のウォルター・ウィレット博士は一価不飽和オイルの恩恵を褒めちぎる本を書いています。最近彼がクリーブランドで講演をした時、私は彼に一価不飽和オイルに富む食事が冠動脈疾患の進行を停止し、回復させた証拠を見たことがあるかどうか尋ねてみました。
彼の答えは「NO」でした。しかし彼は、「リヨンダイエット心臓研究」には、この病気の進行の停止と回復を示す関節的な証拠があると言い添えました。

ここで、この研究を再検討してみましょう。地中海スタイルのダイエットをしていたグループが、悪い食べ方をしていなかったことは、疑問の余地がありません。
 しかし、「リヨンダイエット心臓研究」の結果には、別の見方も出来ます。

 この研究の終わったほぼ4年後までに、地中海ダイエットをしていた被験者達の25%、すなわち4人に1人は、亡くなるか或いは何らかの新たな心血管系疾患を経験していたのです。

この結果は、冠動脈疾患のような非悪性疾患にとって悪い結果だと私は思います。私達ならこれよりもっと良い結果をもたらすことが出来るからです。

1997年の第2回コレステロール及び冠動脈疾患に関する国際サミットで、ベストセラーとなっている『チャイナ・スタディー』の共著者コリン・キャンベル博士は、「リヨンダイエット心臓研究」の結果を、彼が行った、冠動脈疾患がほとんど存在しない中国農村部の健康と栄養摂取に関する研究結果と比較して欲しいと求められました。
 キャンベル博士は一瞬たりともためらわずに次のように答えたのです。
 「地中海ダイエットと中国農村部のダイエットは事実上同じです。しかし、中国農村部ではオリーブオイルを使っていない点が、中国農村部の人々が冠動脈疾患に関して『リヨンダイエット」より素晴らしく成功している理由だろうと思います」

事実、医学文献には一価不飽和オイルの有害な影響を示す証拠が溢れています。南カリフォルニア大学医学部の故デーヴィッド・H・ブランケンホーン博士は、冠動脈疾患のある人のベースライン(実験開始前)の血管造影図を、1年後のフォローアップ検査で撮った血管造影図と比較しています。
 博士は一価不飽和脂肪を摂取していた人々は、飽和脂肪を摂取していた人々と同様に、冠動脈疾患が進行していたことを発見したのです。
 同様に、ウェイクフォレスト大学パブティスト・メディカルセンターのローレンス・リューデルは、脂肪代謝が人類と非常に良く似ているアフリカミドリザルの食習慣の実験を行っています。
 5年目の終わりには、一価不飽和脂肪を摂取していたサル達は、高いHDL(善玉)コレステロール値と低いLDL(悪玉)コレステロール値を示していたのですが、これらの病理解剖の結果は、飽和脂肪を与えられたサル達と全く同様に、冠動脈疾患になっていたのです。
 のちにリューデルは、ネズミなどのげっ歯類を用いた実験を行い、同じ結果を得ています。
 また、メリーランド大学医学部のロバート・ボーゲル博士は、私が5章で詳しくお話したような実験を行い、パンをオリーブオイルに浸して食べると、上腕動脈の拡張を低下させることを発見しています。この現象は通常、上腕動脈の駆血帯試験(BARTー止血帯を腕に巻き、しばらくしてから動脈の状態を調べる検査)で見られるものです。
 このことは、オリーブオイルは内皮細胞を一時的に傷つけ、内皮細胞の一酸化窒素製造能力を損なうことを示唆しているのです。
 さらに日本の研究者らが、一価不飽和脂肪は血糖値と中性脂肪値を上昇させてしまうことを、糖尿病の傾向のあるげっ歯類で証明しています。
 オリーブオイルに関しては、私が体験した次のような例もあります。
 2004年の夏、ノースカロライナ州のウィリアム・バレンタイン牧師から私は電話を貰いました。彼は1990年に5本の冠動脈バイパス手術を受けています。
 手術以来、彼は注意深くプラントベースの栄養摂取プログラムに従ってきました。彼の体重は200lb(約95.3kg)から細身の156lb(約70.8kg)に落ち、これを何年もキープしていました。
 ところが2004年の半ば、狭心症が再発したのです。特にエクササイズしている時や、時には休息している時でさえも、胸の痛みを経験するようになったのです。
 彼は私のプログラムを健康関連のニュースレターで読んだことがあった為、私にアドバイスを求めてきました。
 彼は再度のバイパス手術をとても心配していて、これを避けたいと願っていました。しかし、狭心症を抑える為に、これ以上自力で何が出来るか、想像もつかなかったのです。しかも彼は、全穀物や豆類、野菜、果物を食べていた為、私は最初、当惑してしまいました。
 どうアドバイスしたら良いのか困惑した私は、バレンタイン牧師に、食べているものをすべて余すところなく、もう一度話してくれるように頼んだのです。
 すると、食べているもののリストに追加されたものがあったのです。彼は昼食と夕食のサラダにはいつも「心臓に良い」オリーブオイルを使っていることを報告するのを忘れていたというのです。
 それがまさに「ピンと来た瞬間」でした。私は即座にオリーブオイルをやめるようアドバイスしました。彼はそれを実行し、7週間後に彼の狭心症は完全になくなってしまったのです。


【訳者補足】 フラックスシードオイルもいけないのか?

 ごく最近では「フラックスシードオイルが心臓病を予防する」という情報も巷に溢れています。確かにフラックスシードオイルには血液サラサラ効果があり、心臓病予防に役立つオメガ3脂肪酸が豊富です。
 しかし、非常に大きな欠点があります。それはフラックスシードから抽出されたオイルは(他のどんなオイルもそうですが)、たとえ低温圧搾のものであっても、ビタミンCやE、βカロテン、セレニウム、或いは様々なファイトケミカルのような、酸化を防ぎ安定した状態を保つのに役立つ成分の殆どが失われている為、極めて不安定であることです。
 このようなオイルは光や空気、熱に触れた瞬間に酸化され、「過酸化脂質」という有害な脂質に変わってしまいます。そして体内のコレステロールやタンパク質をカスケード式に酸化させていくので、オメガ3脂肪酸の健康効果は低下してしまうのです。
 エセルスティン博士がオメガ3脂肪酸源として、フラックスシードを推奨しているのは、オメガ3脂肪酸が酸化を防ぐ栄養と共にひとつのパッケージになっているからです。
 エセルスティン博士が講演会で聴衆に食事指導する際はいつも、両手をラッパのようにして口に当て、「NO OIL!」と声を大にして強調しています。
 ついでですが、最近オメガ3脂肪酸の摂取が極端に少なく、逆にリノール酸を多く含むオメガ6脂肪酸系の植物油(ベニバナオイル、ヒマワリオイル、コーンオイル、大豆オイルなど)、或いはマーガリン(トランス脂肪酸を多く含む)の摂取が多すぎる為に、オメガ3脂肪酸とのバランスが崩壊している人が多くなっています。
 オメガ6脂肪酸と3脂肪酸のバランスは、1対1~4対1の範囲に保つのが理想ですが、揚げ物や炒め物、マヨネーズ、加工食品、スナック菓子などの摂取が習慣になっている人では、20対1にもなっています。
 このバランス崩壊は、心臓病やガン、糖尿病をはじめ、次のような現代人の様々な病気と密接に関係しているのです。

様々な感染症、高血圧、生理に関するトラブル(生理痛や月経前症候群など)、子宮筋腫、更年期障害、骨粗鬆症、うつ状態、アレルギー(花粉症、食物アレルギー、喘息ほか)、慢性疲労症候群、炎症性の病気や自己免疫疾患(歯周病、偏頭痛、腱鞘炎、関節炎、関節リュウマチ、乾癬、狼瘡、紅斑、膠原病、クローン病、炎症性腸疾患など)、肌や髪のトラブル(ニキビ、主婦湿疹、乾燥肌、傷みやすい髪)、目のトラブル(ドライアイ、黄斑変性)、アルツハイマー病ほか加齢による脳の老化、胎児や乳児の脳神経発育不全、自閉症、ADHD(注意欠陥多動障害)。

 エセルスティン博士のプログラムでは、油の使用をすすめていませんので、オメガ6脂肪酸を過剰に摂取してしまい、オメガ3脂肪酸とのバランスを崩壊させることはありません。
 体に必要なオメガ6脂肪酸は、未精製の全穀類や豆類、野菜から十分に摂取出来ます、オメガ3脂肪酸はフラックスシード、クルミに豊富に含まれています。


「心臓病は食生活で治す」より p131~136

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プロフィール

Hina

Author:Hina
ヴィーガンライフを楽しむ
レムリアン・フルータリアン☆

2006年 春
・殺生が嫌で、
 ヴィーガンになる。

2013年 春
・加熱食が苦手になり、
 ローフーディストになる。

2014年 夏
・レムリアに導かれて
 フルータリアンになる。

どの食事法も、不安より、
新しい世界への好奇心の方が
強かったから、
すんなり移行出来ました。

フルーツ&ナッツだけで
肉食時代より健康だもの。
ベジタリアンで栄養失調
だなんてあり得ない。
肉の栄養素と、野菜の栄養素、
比較してみてね♪

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喜びに包まれている時、
あなたは喜びを
世界に振りまいている。

苦痛に顔を歪めている時、
あなたは苦しみを
世界に振りまいている。

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大切に読ませて頂きます。

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